夜空を見上げて「あの星座は何だろう?」と思ったこと、ありませんか。

星座には、占いでおなじみの12星座と、天文学で定められた88星座があります。
私はこのブログを復活させるにあたって、まず「星座」という入口から、夜空を見る理由を増やしたいと考えました。
この記事では、誕生日から分かる12星座の一覧表、国際天文学連合が定める88星座の完全リスト、季節ごとに見える星座カレンダー、実際の観測方法まで、星座に関する情報を整理しています。
初心者の方でも今夜から星空観察を楽しめる実践的な内容ですよ。
✨ この記事でわかること
- 星座一覧とは? 12星座と88星座の違いを解説
- 【誕生日別】12星座一覧表|あなたの星座を今すぐチェック
- 【完全版】88星座一覧|国際天文学連合が定める全星座
- 【季節別】見える星座一覧カレンダー
✦ 星座一覧とは? 12星座と88星座の違いを解説
星座について調べると「12星座」と「88星座」という2つの言葉が出てきますよね。
このセクションでは、星座の基本的な定義から、それぞれの違いまでを分かりやすく解説します。
星座の基本的な定義
星座とは、夜空に見える星々を結んで、動物や人物、道具などの形に見立てたものです。
古代の人々は、星の並びにさまざまな物語を重ねました。そして航海や農業の目印として活用してきたんですよ。
現代の天文学では、星座は「天球上の特定の領域」として厳密に定義されています。
天球とは、地球を中心とした仮想の球体のことです。すべての天体がこの球面上に投影されていると考えます。
1922年に国際天文学連合(IAU)が88星座の名称を採択し、1928年にはその境界線が正式に定められました。
つまり、星座は単なる「星のつながり」ではありません。
天球上の「住所」のような役割も果たしているのです。天文学者が「この天体はオリオン座にある」と言うとき、それは特定の座標範囲を指しています。
12星座(黄道十二宮)と88星座の違い
12星座と88星座は、目的と起源が大きく異なります。
12星座(黄道十二宮)について
12星座は、太陽が1年間で通る道筋である「黄道(こうどう)=太陽の通り道」上に位置する星座のことです。
占星術で使われる星座で、生まれた日に太陽がどの星座の位置にあったかで決まります。
おひつじ座、おうし座、ふたご座など、誕生日占いでおなじみの星座ですね。
西洋占星術につながる天文観測や天文占いの伝統は、古代メソポタミアで紀元前2千年紀までさかのぼります。
一方、黄道を30度ずつ12等分する黄道十二宮の体系は、紀元前5世紀後半のバビロニアで成立したとみられています。
この体系はエジプトやギリシア世界へ伝わりました。
各地の思想や技法と結びつきながら発展してきたんですよ。ただし、占星術の12星座は天文学的な正確さよりも、伝統的な区分を重視しています。
88星座について
88星座は、国際天文学連合が科学的な目的で定めた全天の星座です。
- ●北半球からしか見えない星座
- ●南半球からしか見えない星座
- ●両半球から見える星座
これらがすべて含まれます。おおぐま座、カシオペヤ座、みなみじゅうじ座など、12星座以外の多くの星座も含まれますよ。
重要なポイント
12星座は黄道上にある特定の星座を指し、88星座の中には黄道上にある12星座(実際には13星座)が含まれているという関係性なんです。
あなたが探しているのはどちらの星座?
目的によって、参照すべき星座は異なります。
12星座を探している方
主に以下のような目的があるでしょう。
- ●自分や友人の誕生星座を知りたい
- ●星座占いの星座について詳しく知りたい
- ●黄道十二宮の神話や由来を学びたい
88星座を探している方
次のような目的が考えられます。
- ●天文学的に正確な星座の情報が欲しい
- ●実際に夜空で星座を探したい
- ●特定の季節に見える星座を知りたい
- ●天体観測や星空撮影の参考にしたい
この記事では両方の星座について詳しく解説しています。
あなたの目的に合わせて必要なセクションをご覧くださいね。
✦ 【誕生日別】12星座一覧表|あなたの星座を今すぐチェック

誕生日から自分の星座をすぐに知りたい方のために、12星座の完全な一覧表と詳しい情報をご紹介します。
12星座早見表(誕生日対応カレンダー)
以下の表で、あなたの誕生日に対応する星座を確認できます。
| 星座名 | 英語名 | 誕生日期間 | シンボル |
|---|---|---|---|
| おひつじ座 | Aries | 3月21日〜4月19日 | 牡羊 |
| おうし座 | Taurus | 4月20日〜5月20日 | 牡牛 |
| ふたご座 | Gemini | 5月21日〜6月21日 | 双子 |
| かに座 | Cancer | 6月22日〜7月22日 | 蟹 |
| しし座 | Leo | 7月23日〜8月22日 | 獅子 |
| おとめ座 | Virgo | 8月23日〜9月22日 | 乙女 |
| てんびん座 | Libra | 9月23日〜10月23日 | 天秤 |
| さそり座 | Scorpio | 10月24日〜11月22日 | 蠍 |
| いて座 | Sagittarius | 11月23日〜12月21日 | 射手 |
| やぎ座 | Capricorn | 12月22日〜1月19日 | 山羊 |
| みずがめ座 | Aquarius | 1月20日〜2月18日 | 水瓶 |
| うお座 | Pisces | 2月19日〜3月20日 | 魚 |
この日付は占星術における一般的な区分です。
年によって1日程度前後することがありますよ。
各星座の期間と宮名一覧
12星座は「黄道十二宮」とも呼ばれます。
それぞれに「宮」という呼び名があるんですよ。
- 1白羊宮(はくようきゅう) – おひつじ座:春分点を含む星座で、12星座の始まりとされます
- 2金牛宮(きんぎゅうきゅう) – おうし座:豊穣と美の象徴
- 3双児宮(そうじきゅう) – ふたご座:コミュニケーションの星座
- 4巨蟹宮(きょかいきゅう) – かに座:夏至点を含む星座
- 5獅子宮(ししきゅう) – しし座:太陽のエネルギーを象徴
- 6処女宮(しょじょきゅう) – おとめ座:分析と奉仕の星座
- 7天秤宮(てんびんきゅう) – てんびん座:秋分点を含む星座
- 8天蝎宮(てんかつきゅう) – さそり座:変容と再生の象徴
- 9人馬宮(じんばきゅう) – いて座:探求と冒険の星座
- 10磨羯宮(まかつきゅう) – やぎ座:冬至点を含む星座
- 11宝瓶宮(ほうべいきゅう) – みずがめ座:革新と友愛の星座
- 12双魚宮(そうぎょきゅう) – うお座:12星座の終わりを飾る星座
これらの宮名は、東洋占星術や専門的な占星術の文献で使われることがあります。
星座の境界日に生まれた方へ(カスプとは)
星座の切り替わり日(境界日)に生まれた方は、「自分はどちらの星座なのか」と疑問に思うことがあるでしょう。
この境界に生まれた人を「カスプ生まれ」と呼びます。
カスプ(cusp)とは「境界」「分岐点」を意味する言葉です。
占星術では2つの星座の性質を併せ持つとされています。例えば、3月20日生まれの方は、うお座とおひつじ座のカスプにあたりますよ。
正確な星座を知る方法
- ●生まれた年によって太陽が星座を移動する正確な時刻は異なります
- ●出生時刻と出生地を入力できる占星術サイトで調べると正確です
- ●一般的には、境界日の前半は前の星座、後半は次の星座とされます
占星術では、カスプ生まれの方は両方の星座の特徴を持つとされています。
柔軟性や多面性に富んでいるんですね。どちらの星座の説明も読んでみて、自分により当てはまる方を参考にするのも良いでしょう。
✦ 【完全版】88星座一覧|国際天文学連合が定める全星座

天文学で正式に認められている88星座について、その成り立ちから分類方法、観測できるかどうかまで詳しく解説します。
88星座が定められた歴史的背景
現在の88星座が正式に定められたのは、1922年の国際天文学連合(IAU)総会でのことです。
1928年にはその境界線が正式に定められました。しかし、その歴史は古代にまでさかのぼります。
古代ギリシャの天文学者プトレマイオスは、紀元2世紀に48星座をまとめました。
これらは主に北半球から見える星座で、ギリシャ神話に基づいて名づけられていました。この48星座は「トレミーの48星座」として、長い間標準とされてきたんですよ。
大航海時代(15〜17世紀)になると、ヨーロッパの航海者たちが南半球の星空を観測するようになりました。
そこで新たな星座が次々と作られました。天文学者によって異なる星座が使われる混乱が生じたんです。
この混乱を解消するため、1922年にIAUが88星座を採択し、1928年に天球全体を88の領域に分割して境界線を明確に定めました。
すべての天体が必ずどれか1つの星座に属するようになったんですよ。
88星座の内訳
- ●トレミーの48星座:古代から伝わる伝統的な星座
- ●南天の星座:主に16〜18世紀に追加された南半球の星座
- ●北天の新星座:北半球の暗い星を使って作られた星座
星座の分類方法(天球上の位置・大きさ・明るさ)
88星座は、さまざまな基準で分類することができます。
天球上の位置による分類
- 1
北天の星座(28星座):赤緯0度より北に位置する星座
– 例:おおぐま座、こぐま座、カシオペヤ座、ペルセウス座など
– 北半球の中緯度地域から見やすい星座です - 2
黄道の星座(13星座):太陽の通り道である黄道上の星座
– 12星座+へびつかい座
– 惑星もこれらの星座の中を移動します - 3
南天の星座(47星座):赤緯0度より南に位置する星座
– 例:みなみじゅうじ座、ケンタウルス座、りゅうこつ座など
– 南半球または低緯度地域から見ることができます
大きさによる分類
最大の星座はうみへび座で、現代の88星座の中で最も広い面積を持ちます。
春の南の空に横たわるように広がっていますよ。
最小の星座はみなみじゅうじ座(面積68平方度)です。
小さいながらも明るい星が多く、南半球のシンボル的存在なんです。
明るさによる分類
1等星の数が多い星座:
- ●オリオン座:リゲル、ベテルギウスの2つの1等星
- ●ケンタウルス座:リギル・ケンタウルス、ハダルの2つの1等星
- ●みなみじゅうじ座:アクルックス、ミモザなど明るい星が集中
暗い星座:
- ●テーブルさん座、ろくぶんぎ座など、3等星以下の星しかない星座もあります
日本から観測できる星座・できない星座
日本は北緯約26度〜45度に位置するため、すべての88星座を見ることはできません。
日本から観測できる星座
88星座のうち、日本から見える星座の数は観測地点の緯度によって異なります。
完全に見える星座は限られますが、多くの星座の一部を見ることができますよ。
- ●北天の星座:ほぼすべて見ることができます
- ●黄道の星座:すべて見ることができます(時期により)
- ●南天の星座:観測地点の緯度によって見える範囲が異なります
日本から見える代表的な南天の星座
- ●みなみじゅうじ座(南十字星):沖縄県の八重山諸島など、一部の南西諸島から見ることができます
- ●ケンタウルス座:南部地域から一部が見えます
- ●りゅうこつ座:カノープス(全天で2番目に明るい星)が含まれます
日本から観測できない星座
南緯が低すぎて地平線下にある星座は見ることができません。
- ●くじゃく座、ふうちょう座、カメレオン座など
- ●これらは南半球の中緯度以南でないと見られないんです
観測できるかどうかは緯度によって変わります。
沖縄(北緯26度)では本州より多くの南天の星座が見えますよ。北海道(北緯43度)では南天の星座は見にくくなります。
✦ 【季節別】見える星座一覧カレンダー
季節ごとに見やすい星座をご紹介します。実際に夜空を見上げるときの参考にしてくださいね。
春の星座一覧(3月〜5月)
春の夜空は、冬に比べると明るい星は少なくなります。
でも独特の優雅な星座が楽しめますよ。
主な春の星座
しし座
春の代表的な星座です。1等星レグルスが目印で、ライオンの姿を表しています。
北斗七星の柄の部分から南へ線を伸ばすと見つけやすいでしょう。春の夜9時頃、南の空高くに見えます。
おとめ座
黄道十二星座の一つで、1等星スピカが青白く輝きます。
スピカは「春の大曲線」の終点です。北斗七星から春の大曲線をたどると見つけられますよ。
農業の女神を表す星座なんです。
うしかい座
1等星アークトゥルスが特徴的なオレンジ色に輝きます。
北斗七星の柄のカーブを延長すると、アークトゥルス、スピカへと続く「春の大曲線」が描けます。
からす座
小さいながらも特徴的な四角形を作る星座です。おとめ座の近くにありますよ。
4つの3等星が台形を作り、見つけやすい星座なんです。
かに座
黄道十二星座の一つですが、明るい星がなく見つけにくい星座です。
双眼鏡で見ると、プレセペ星団(M44)という美しい星の集まりが観察できます。
春の大三角
アークトゥルス(うしかい座)、スピカ(おとめ座)、デネボラ(しし座)を結んでできる大きな三角形です。
春の星座を見つける目印になりますよ。
観測のポイント
春は黄砂や花粉で空が霞みやすい季節です。
晴れた日の新月前後を選ぶと、より多くの星が見えますよ。
夏の星座一覧(6月〜8月)
夏の夜空は天の川が美しく、多くの明るい星座が楽しめる最高の季節です。
主な夏の星座
さそり座
夏の代表的な星座で、赤く輝く1等星アンタレスが心臓部に位置します。
S字型に並ぶ星々がサソリの姿を見事に表現していますよ。夏の夜9時頃、南の空に見えます。
都市部でも比較的見つけやすい星座です。
いて座
天の川の中心方向にある星座です。「南斗六星」という6つの星が柄杓の形を作ります。
さそり座の東側に位置し、多くの星雲・星団が集まる天体観測の宝庫なんですよ。
こと座
1等星ベガが青白く輝く小さな星座です。
ベガは七夕の織姫星として知られていますね。ほぼ天頂近くに見え、明るいので都市部でも簡単に見つけられます。
わし座
1等星アルタイルが特徴で、七夕の彦星です。
天の川を挟んでベガの反対側に輝きます。両側に並ぶ2つの星が特徴的なんですよ。
はくちょう座
1等星デネブを含む十字架の形をした星座です。「北十字」とも呼ばれます。
天の川の中を飛ぶ白鳥の姿を表していますよ。
夏の大三角
ベガ(こと座)、アルタイル(わし座)、デネブ(はくちょう座)を結んでできる大きな三角形です。
夏の星座探しの基本となる目印なんですよ。
ヘルクレス座
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを表す星座です。
明るい星は少ないですが、M13という美しい球状星団があります。双眼鏡や望遠鏡での観測対象として人気なんですよ。
へびつかい座
黄道上にある13番目の星座として知られています。
さそり座の北側に位置し、へび座を両手で持つ姿を表しています。
観測のポイント
夏は天の川が最も美しく見える季節です。
新月の夜に光害の少ない場所へ行くと、天の川が肉眼ではっきり見えますよ。ペルセウス座流星群(8月中旬頃)も夏の天文イベントです。
秋の星座一覧(9月〜11月)
秋の夜空は明るい星が少なく「秋の寂しい空」と呼ばれます。
でも神話の物語でつながる星座群が魅力的なんですよ。
主な秋の星座
ペガスス座
「秋の四辺形」または「ペガススの大四辺形」と呼ばれる4つの星が目印です。
天馬ペガススを表し、秋の星座探しの基準となります。秋の夜9時頃、南の空高くに見えますよ。
アンドロメダ座
ペガススの四辺形から東へ伸びる星の並びです。
アンドロメダ銀河(M31)があり、双眼鏡で見ると楕円形の姿が確認できます。肉眼で見える最も遠い天体の候補として知られているんですよ。
カシオペヤ座
北の空にあるW字型の星座で、一年中見えます。でも秋の夜に最も高くなるんです。
5つの明るい星が特徴的で、北極星を探す目印としても使われますよ。
ペルセウス座
カシオペヤ座とアンドロメダ座の間にある英雄の星座です。
変光星アルゴルが有名で、「悪魔の星」として知られています。二重星団も美しい観測対象なんですよ。
くじら座
大きな星座ですが明るい星が少なく、見つけにくい星座です。
変光星ミラがあり、最も明るいときは2等星、暗いときは10等星まで変化します。
みずがめ座
黄道十二星座の一つですが、明るい星がなく見つけにくい星座です。
ペガススの四辺形の南側に位置しますよ。
うお座
黄道十二星座の一つで、2匹の魚が紐で結ばれた姿を表します。
暗い星ばかりで形を認識するのは難しい星座なんです。
秋の星座の神話ストーリー
秋の星座は、エチオピア王家の物語でつながっています。
カシオペヤ王妃の自慢話が海神の怒りを買いました。娘アンドロメダが化け物くじらの生贄にされそうになったところを、英雄ペルセウスが天馬ペガススに乗って救出するという壮大な物語なんですよ。
観測のポイント
秋は空気が澄んで星が美しく見える季節です。
アンドロメダ銀河の観測に最適な時期ですよ。双眼鏡があればより楽しめます。
冬の星座一覧(12月〜2月)
冬の夜空は1等星が最も多く、一年で最も華やかな星空が楽しめます。
主な冬の星座
オリオン座
冬の星座の王様で、最も見つけやすい星座です。
1等星ベテルギウス(赤)とリゲル(青白)、中央に並ぶ三つ星が特徴的ですよ。冬の夜9時頃、南の空に堂々と輝きます。
オリオン大星雲(M42)は肉眼でもぼんやり見えます。双眼鏡や望遠鏡で美しい姿を観察できますよ。
おおいぬ座
全天で最も明るい星シリウスが輝く星座です。
オリオン座の三つ星から左下へ線を伸ばすと見つかります。シリウスは青白く輝き、「冬のダイヤモンド」の一つなんですよ。
こいぬ座
1等星プロキオンが目印の小さな星座です。
オリオン座の左上に位置し、シリウスとともに「冬の大三角」を形成します。
ふたご座
黄道十二星座の一つで、1等星ポルックスと2等星カストルが双子の頭を表します。
オリオン座の北東に位置し、冬の代表的な星座なんですよ。
おうし座
黄道十二星座の一つで、赤く輝く1等星アルデバランが牡牛の目を表します。
V字型のヒアデス星団と、青白いプレアデス星団(すばる)が美しい星座です。
ぎょしゃ座
1等星カペラが黄色く輝く五角形の星座です。
天頂近くに見え、明るく見つけやすい星座なんですよ。
冬の大三角
ベテルギウス(オリオン座)、シリウス(おおいぬ座)、プロキオン(こいぬ座)を結んでできる正三角形に近い形です。
冬の星座探しの基本になりますよ。
冬のダイヤモンド
シリウス、プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、リゲルの6つの1等星を結んでできる大きな六角形です。
冬の夜空の豪華さを象徴する星の並びなんですよ。
観測のポイント
冬は空気が澄んで星が最も美しく見える季節です。でも寒さ対策が必須ですよ。
防寒着、手袋、カイロなどを準備しましょう。オリオン大星雲は双眼鏡でも楽しめる絶好の観測対象です。
一年中見える星座(周極星)
観測地の緯度によっては、一年中地平線下に沈まない星座があります。
これらを「周極星座」と呼びます。
日本から一年中見える主な星座
おおぐま座
北斗七星を含む大きな星座で、日本の大部分から一年中見えます。
北斗七星は春の夜に最も高くなります。秋には北の地平線近くまで下がりますが、沈むことはありません(北海道以北)。
こぐま座
北極星を含む星座です。
北極星は天の北極にほぼ位置するため、常に北の空のほぼ同じ位置に見えますよ。
カシオペヤ座
W字型の星座で、北極星を挟んで北斗七星の反対側に位置します。
一年中見ることができますが、秋の夜に最も高く昇ります。
調べていて面白かったのは、周極星座は観測地の緯度によって変わるという点です。
緯度が高いほど周極星座の範囲は広がります。緯度が低いほど周極星座は少なくなるんですよ。
✦ 星座を実際に観測する方法
星座の知識を得たら、次は実際に夜空を見上げてみましょう。
ここでは初心者でも楽しめる観測方法をご紹介しますね。
星座を見つけるコツと目印
星座を見つけるには、まず明るい星や特徴的な形を目印にすることが大切です。
季節ごとの基本的な目印
- ●春:北斗七星から春の大曲線をたどる
- ●夏:夏の大三角を探す
- ●秋:ペガススの四辺形を見つける
- ●冬:オリオン座の三つ星から始める
星座を見つける手順
- 1まず方角を確認します(スマートフォンのコンパスアプリが便利です)
- 2明るい星や特徴的な形を探します
- 3その星から周辺の星座へと視野を広げていきます
- 4星座早見盤やアプリで確認しながら観測します
観測に適した条件
- ●月明かりが少ない時期(新月前後)
- ●晴れて空気が澄んでいる日
- ●光害の少ない場所
- ●目が暗さに慣れるまで15分ほど待つ
おすすめの星座観測アプリ
スマートフォンのアプリを使うと、星座探しがぐっと簡単になりますよ。
初心者におすすめのアプリ
- ●Star Walk 2:スマートフォンを空にかざすと、その方向の星座が表示されます
- ●Stellarium Mobile:天文ソフトの定番をスマートフォンで使えます
- ●Sky Tonight:見頃の天体イベントを教えてくれます
これらのアプリは、星座の名前だけでなく、神話や天体の情報も表示してくれます。
観測しながら学べるんですよ。
双眼鏡・望遠鏡での観測
肉眼での観測に慣れたら、双眼鏡や望遠鏡を使うとさらに楽しめます。
双眼鏡での観測
双眼鏡は手軽で視野が広く、初心者に最適です。
7倍〜10倍程度の倍率で、口径が30mm〜50mmのものがおすすめですよ。
双眼鏡で楽しめる天体:
- ●プレアデス星団(すばる)
- ●オリオン大星雲
- ●アンドロメダ銀河
- ●二重星団(ペルセウス座)
望遠鏡での観測
より詳しく観測したい方は、天体望遠鏡を検討してみてください。
初心者向けには、口径60mm〜80mmの屈折望遠鏡が扱いやすいです。
望遠鏡で楽しめる天体:
- ●月のクレーター
- ●木星の縞模様とガリレオ衛星
- ●土星の環
- ●星雲・星団の詳細
私自身、まずは双眼鏡から始めることをおすすめします。
手軽に持ち運べて、星座全体を見渡しながら観測できるからです。
✦ 星座と占星術の関係
星座は天文学だけでなく、占星術とも深い関わりがあります。
ここでは、星座と占いの関係について整理しますね。
12星座占いの仕組み
12星座占いは、生まれた日に太陽がどの星座の位置にあったかで性格や運勢を占うものです。
占星術では、太陽だけでなく、月や惑星の位置も重視します。
生まれた瞬間の天体配置を「ホロスコープ」と呼びます。これを読み解くことで、より詳しい性格分析や運勢判断を行うんですよ。
ただし、占星術の12星座と、実際の夜空での太陽の位置は、現在では大きくずれています。
地球の自転軸がコマのようにゆっくり首を振る「歳差運動」という現象によって、星座の見える位置が長い時間をかけて少しずつ移動してきたためです。
つまり「おひつじ座生まれ」の方の誕生日に、太陽が実際にいるのは別の星座、ということが普通に起こります。
星座占いと天文学、どちらが正しいの?
結論から言うと、どちらが正しいという話ではなく、目的が違います。
天文学の星座は夜空の「住所」を科学的に定めたものです。
占星術の12星座は長い歴史を持つ伝統的な区分なんですよ。占星術は伝統の体系をそのまま使っています。
だから天文学的なずれがあっても占いとしては成立している、と整理するのが良いでしょう。
私は、この2つを行き来できるのが星座の面白さだと思っています。
占いで自分の星座に親しみを持ち、天文学で実際の夜空にその星座を探す。入口はどちらからでも構いませんよ。
✦ まとめ:星座一覧を手に、今夜の空を見上げてみよう

最後に、この記事の要点を整理しますね。
12星座と88星座の違い
12星座は占いで使われる黄道上の星座、88星座は1922年に国際天文学連合が名称を採択し、1928年に境界線が定められた全天の区分です。
12星座は黄道上にある特定の星座を指し、88星座の中にはこれらの星座が含まれているんですよ。
自分の星座の調べ方
誕生日の一覧表で確認できます。
境界日生まれの方は出生時刻まで含めて調べると正確ですよ。
季節ごとの探し方
春の大曲線、夏の大三角、秋の四辺形、冬の三つ星。
この4つの目印を覚えるだけで、星座探しは一気に楽になります。
観測の始め方
まずは肉眼とスマートフォンのアプリで十分です。
慣れたら双眼鏡がおすすめですよ。
次の一歩としては、まず今夜、今の季節の目印をひとつ探してみてください。
ひとつ見つかると、そこから隣の星座へ、夜空がどんどん読めるようになっていきますよ。
当ブログでは季節ごとの星座の詳しい探し方や、星座にまつわる神話も紹介しています。
あわせて読んでみてくださいね。


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