「かみのけ座の神話ってどんな物語なの?」
「なんで髪の毛が星座になってるの!?」
など気になりますよね!
星座といえば生き物や人物などが多いけど、髪の毛が星座になってるのは不思議に思いますよね。
でも、これには歴史上に実在した自分豚の髪の毛がモデルだとされています。
他にも、歴史上の人物が数人関係しているので、聞いたことがある名前も登場するかもしれませんよ〜。
というわけで今回は、かみのけ座の神話を物語形式でお伝えしているので、最後まで読んで頂ければと思います。
かみのけ座の神話
かみのけ座というのは、とある王妃の髪の毛が星座になったものだとされています。
ただ、なんで髪の毛のか?については、実在した天文学者の機転によって、星座になったとなっているんですよ。
では、髪の毛がなぜ星座になったのか?さっそく、かみのけ座の神話を見ていきましょう!
◆物語
古代エジプトのプトレマイオス朝の王プトレマイオス3世は王妃として嫁いでいた自分の姉妹が王の前妻に殺されたため、セレウコス朝シリアに報復として侵攻した。
プトレマイオス3世の妻ベレニケ2世は、 夫が無事に戻ってきてほしいと願い。美しいことで知られている自分の髪の毛を、美の女神アフロディーテに捧げると誓いを立てることにした。
私の髪の毛は綺麗と評判です。
もし、夫のプトレマイオス3世を無事に帰ることができれば、この髪の毛を切ってお供えしたいと思います!
そして、夫が勝利して戻ると彼女は祈りの通りに、髪を切ってアフロディーテの神殿に捧げます。
しかし、その翌日に事件が起きた!
翌朝、神殿に向かった人が、王妃が備えたはずの髪の毛が消えていらことに気づきます。
この出来事に王と王妃はめちゃくちゃ怒り、その激怒ぶりに神官たちは死を覚悟したという。
なんてことしてくれるんだ!!
そうよ!
私が自分の髪の毛を備えたのに、なんて不敬な!!
その時、宮廷に仕えていたの天文学者コノンが、とある発言で神官達を救います。
王妃様。
神官たちは髪の毛を無くしたわけじゃないんですよ。
あなた様がお供えになられた髪の毛を女神は大変喜び、あの天に上げられて、あの星座になったのですよ?
コノンはそう言い、夜空に浮かぶ「しし座の尻尾あたりにある星座」を指差したのです。
こうして、コノンの機転によって神官たちは、命を落とすことがなく王妃も、自分の髪の毛が星座になったことを大変喜んだと言われています。
これ以降、夜空に浮かぶこの星座を「ベレニケのかみのけ座」と呼ばれるようになった。
こうしてコノンの機転によって、神官たちの命は救われて、その時指差した星座がのちにかみのけ座と呼ばれるようになりましたとさ…。
実は、この話の登場人物たちは、紀元前3世紀頃に実在した人々で、
特に、プトレマイオス3世とベレニケ2世は優れた統治能力を発揮し、トレマイオス朝の全盛期を築いたことで有名ですよね。
でも、ベレニケ2世はあったの死後に、次の王の息子や家臣達に暗殺されてしまった。
以上でかみのけ座の神話の物語となっています。
終わりに
今回は春の星座かみのけ座の神話の物語を見てきました。
当サイトでは、色々な星座の神話についても書いていますが、神話上の人物が登場することはとても多いんですよ。
このかみのけ座の神話には、歴史上に存在した人物が関わっているというのが、他の星座の話ととは違う特徴となっていましたよね?
やはり、王族が関係していたのでこの話でも想像できるように、ものすごい権力があり、未来に名前を残したいから星座の名前に入ったのかも!笑
宗教的なものって、過去では絶大の力を持っている印象でしたが、王族相手に神官達がビクビクしていたところを見ると、やはりつトレマイオス3世とベレニケ2世はとてつもない影響力があったのでしょう。
(この話はあくまで神話の話だけども…。)
また、神話となっていますが女神アフロディーテの名前が出てきただけで、ほとんど関係ないような気がします。笑
では、今回の天文ダンディーはこの辺りで!
最後まで読んでいただきありがとうございました~。