「うしかい座の神話ってどんな物語なの?」
「そもそも牛飼いの正体って誰なの?」
など気になりますよね!
あまり有名な星座じゃありませんよね。
でも、この星座の神話の物語に出てくる一人の男の人生が、切なくて結構好きな人が多いかもしれませんよ。
最後は、英雄に頼んで自分の人生を終えることになりますが、たった一人で同じ場所に居続けた彼はどんな気持ちだったのでしょうか。
その辺りも、この記事で注目して読んで頂ければ〜。^ ^
というわけで今回は、春の星座うしかい座の神話を物語形式で紹介しているので、最後まで読んで頂ければと思います。
うしかい座の神話
うしかい座のモデルとなっているのは巨人アトラスだと言われています。
上記の星座の形も見方によっては、両手で天を支えているかのように見えるので、このアトラスの説は結構有名です。
では、うしかい座のアトラスにはどのような物語があるのか、さっそく見ていきましょう!
◆物語
巨人のアトラスは、ティターン神族と呼ばれる一族の一人。このティターン神族とは、ゼウス達オリュンポス神族と争った一族です。
そして、戦いは10年続いたがゼウス達の大勝利に終わった。
アトラス自身は争いごとなどは苦手で、温厚な性格でしたが攻めてくるので仕方なく戦いに参加していたそうです。
しかし、戦いに負けてしまったのでティターン神族は、奈落の底に落とされ「アトラスのみ地上に残された」。
なぜ、アトラスは残されたのでしょうか。
アトラスがただ一人残された理由は、ゼウス達に逆らったらどうなるのか?という見せしめのため、一生天を支えることを命じられたのです。
それから、長く天を支えていたアトラスの前に一人の男が現れます。
それはギリシャ神話で、最も有名な「英雄ヘラクレス」で「十二の難行」の1つ、「ヘスペリデスの園にある黄金のリンゴ」を取りに行く途中に二人は出会っていた。
そこでアトラスは、ヘラクレスに「自分がリンゴを取ってくることを条件に、しばらく代わりに支えてもらった」
この後も、アトラスは長い年月を一人で天を支え続けた。
この長く寂しく辛い日々を過ごしていた彼の前に、また一人の男が現れました。
その男は、全てを石にするという「怪物メデューサ」を倒し、その首を抱えて通りかかった英雄ペルセウスであった。
アトラスは彼に頼み自ら石にしてもらいます。
アトラスは石となり、その場所がアフリカ北西部のアトラス山脈となります。
また、アトラス山脈から見える海を「アトラスの海=アトランティス・オーシャン=大西洋」と呼ぶようになった。
ただ、石になったアトラスは、やがて天に上げられて星座となったが、今もな天を支え続けていると言われている。
ここまでアトラスがうしかい座のモデルという説を話していますが、実は牛飼いの正体に定説はないんですよ。
他の説としては、「おおぐま座の隣にあることから、クマを狩人」だとか様々な説があります。
なので、今回は最も物語性の有るアトラスの話を紹介しました。
さて、以上がうしかい座の神話の物語となっています。
終わりに
今回は、うしかい座の神話の物語を見てきました。
最後にもお伝えした通り、うしかい座の神話には定説というものがないので、書籍で多く書かれている「巨人アトラス」の話を紹介させていただきました。
うしかい座の物語でも登場しました 英雄ペルセウスい、英雄ヘラクレスの二人は
- ペルセウスは秋の星座
- ヘラクレスは夏の星座
となっているのでこのこの二人が関係している星座の神話も壮大で面白いので、是非ご覧いただければと思います。
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実は、ヘラクレスはペルセウスの孫娘の子供だとされていたりします。
先ほどの話は、石にされた時ペルセウスはもうひ孫として、ヘラクレスがいたなど少し時系列的によくわからない感じですが、ヘラクレスが生まれてから来たのかな?
まあ、神話にはいろいろな説があるので想像の域を出ませんけどね〜。笑
では、今回の天文ダンディーはこの辺りで
最後まで読んでいただきありがとうございました