「ヘルクレス座(ヘラクレス)の神話ってどんな物語なの?」
と思っていませんか?
ヘルクレス座と呼ばれていますが、フィクション作品で登場するヘラクレスと同じです。
このヘルクレス座が関係している神話は、父親が不倫して出来た子供という理由で呪いをかけられたところが語られます。
少しかわいそうな話だけど、色々な困難を乗り越える姿が「英雄!」って!感じなんでよ。
というわけで今回は、ヘルクレス座の神話や関係している星座の神話も合わせて紹介しているので、最後までご覧ください!
ヘラクレス座の神話!
ヘルクレス座は、めちゃくちゃ古い星座で紀元前4,000年前からあるとされているんですよ。
星座ではヘルクレスとなっていますが皆さんがよく聞く名前としては「英雄ヘラクレス」ですよね。
◆物語
ヘラクレスはギリシャ神話の最高神ゼウスとアルゴスの国の王女アルクメネ(アンドロメダとペルセウスの孫娘)との間に生まれた子供です。
しかし、ゼウスには妻の女神ヘラがいるのでこのヘラクレスの誕生を2組ヘラクレスに呪いをかけてしまいました。
その呪いは「突如気が狂う狂気の呪い」だったのです。
大人になったヘラクレスはギリシャでも有名な英雄となっていました。しかし、ヘラにかけられた呪いによって突如気が狂い自分の子供の命を奪ってしまうのです。
ヘラクレスはこの罪を償うために信託を通じて父ゼウスの命令で十二の難行を遂行するための大冒険に出かけることになりました。
この難行 では様々な怪物と戦うことになります。
最初の戦いがね宮の森に住む人を食いライオン(獅子座の神話)との戦いで、凶暴な獣を倒したヘラクレスは次の難行に挑むことになります。
そして、2番目にヘラクレスが戦ったのはアミモネの沼に住む怪物ヒュドラでした。
※ヒュドラとは、9本の首を持つ蛇の怪物で首を切っても新たに生えてくる特徴がある。
この9本の首を持つ怪物ヒュドラは後に海蛇座となり、実はこの時の家に蟹座となる巨大蟹の怪物も一緒にヘラクレスに退治されていたのです。
ヒドラとの戦いで集中していたヘラクレスはカニに気付かず勢いのまま踏み潰して倒したことにすら気づいていなかったと言われた。
この後も化け物の猪や化け物の馬などを次々に倒していき、無事十二の難行を完遂することになりました。
そして新たな妻デイアネイラらを迎えて幸せに過ごすかに見えたが彼女に惚れていたケンタウロス族のネッソスの策略で、自分が倒したヒュドラの毒を肌着に染み込ませてヘラクレス2着せたのです。
ヘラクレスはヒュドラの毒で苦しみこのままでは自分が死ぬと悟ったので祭壇に火をつけさせその身を投げたと言います。
それまでの功績があるのでヘラクレスは死んだ後天に昇り星座になったとされていますが、ゼウスは他の神々と協力して妻の女神ヘラとヘラクレスの和解をさせオリンポスの神仲間入りしたと言います。
その後女神ヘラとゼウスの娘である青春の女神ヘベ妻と子たと言います。
ちなみにこのヘビが結婚したことによって、彼女が担当していたお酌係がいなくなって困ったゼウスが黒足に変身して地上で美少年と有名だったガニュメデスをさらって宴会でのお酌係をさせたと言います。
この辺りは、水瓶座の神話に詳しく書いているのでそちらを参考にしていただけると幸いです。
ヘルクレス座の神話と関係ある星座
ヘラクレスはギリシャ神話でも有名な英雄とされているので、様々な神話に出てくることが多いですよね。
秋の星座で有名な物語エチオピア王家の話では、ポセイドンが放った化け物くじらを倒した英雄ペルセウスとその時助けたアンドロメダ姫の孫娘の息子となります。
なので、 英雄サラブレッドと言えますよね。
ちなみに、ペルセウスの父もゼウスとされているのでなんかいろいろ複雑です。
それゆえに他の星座の神話の登場人物や物語自体に登場することも珍しくありません。
例えば、先ほど出てきた「12の難行」の獅子座や蟹座うみへび座、間接的に水瓶座のガニュメデスの物語にも関係していると言えますよね。
また、射手座やケンタウロス座のケンタウロスたちとも親交があり、二つの神話でもヘラクレスが出てくるんですよ。
それに射手座のモデルとなった、ケイロンは様々な英雄に色々な手ほどきをしたと言います
ヘラクレスもその一人でしたがケンタウロスとヘラクレスの争いに巻き込まれ系ロンは死んでしまいましたなんでいて座に関しては結構がっつり関係ありですね
また上記で、書いたケンタウロスとヘラクレスの争いで乱暴者が多いケンタウロス族の中でポロスすと言う平和主義者の巻き込まれて死んでしまったと言いますこのポロスがケンタウロスだとも言われています。
終わりに
さて、ここまでヘルクレス座の神話を見てきました。
他の星座の神話より冒険があったので面白い物語だったんじゃないかなと思っています。
また先ほども書いていた通りヘルクレス座は他の星座の物語とも直接的にも間接的にも関係があるものが多いのでヘルクレスを中心に様々な物語を見ていくと面白いんじゃないかな
では、今回の天文ダンディーは以上で!
最後まで読んでいただきありがとうございました。