「乙女座の神話って、どんな女性が関係あるの?」
「そもそも乙女座の乙女って誰!?」
など気になりますよね!
実は、乙女座の乙女に関しては様々な女神だという説があるんですよ。
有名な説は2つあって、1つは違う星座の神話に書いていて、今回紹介するのは四季に関係ある物語です。
この話と春夏秋冬の関係が面白いですよ!^ ^
というわけで今回は、乙女座の神話を物語形式で読みやすく紹介しているので、最後まで読んでいただければと思います。
乙女座(おとめ座)の神話!
先ほどもお伝えした通り、乙女座の乙女が誰かについては色々な説があります。
中でも有名なのは、
- 正義の女神アストライア(天秤座の天秤の持ち主)
- 農業の女神デメテルor娘のペルセポネ
また、正義の女神アストライアについては、「天秤座(てんびん座)の神話」で詳しく書いているので、そちらも読んでいただければと思います。
なので、この記事では女神デメテルと娘ペルセポネの物語を紹介していきますで!
では、早速乙女座の神話の物語を一緒に見ていきましょう!
◆物語
豊穣の女神デメテルは、神々の王ゼウスの姉でペルセポネという娘がいました。
彼女は娘のペルセポネをとても可愛がっていて、それが原因で後に地上が冬枯れとなってしまいます。
その事件は突然起こります…。
ある日、愛娘のペルセポネがニンフ(妖精)と野原で花を摘んでいたところ、突如地面が割れペルセポネは冥界へと引きずり込まれてしまったのです。
これには理由があって、冥界の王ハデスがペルセポネを嫁にしたいと思っていたがデメテルがそれを拒否していたんですよ。
なので、無理やりに冥界へと連れ去ってしまった。
この事を知ったデメテルは、絶望のあまり女神としての役割を放棄して、娘を探して地上を放浪していたのである。
(洞窟に引きこもっていたという説もある)
デメテルが女神の仕事をしないため地上は、一年中小麦一つに乗らない冬枯れの季節となってしまいます。
これが原因で、怪我による人間たちの苦しみを見かねたゼウスはハデスに命じて、ペルセポネを母の元に帰らせることにしまし。
ペルセポネが帰ってきたことにデメテルは喜び、大地にふたたび緑が蘇ります。
しかし、問題はまだ解決していませんでした。
彼女に12粒のザクロの実を渡したのですこの家の4粒をペルセポネは食べてしまっていたのです。
実は冥界の食べ物を口にした者は明会に属するという神々の掟がありそのためにペルセポネは1年12ヶ月の14日月は冥界の女王として暮らすことになりました。
そしてこの間はデメテルは女神の仕事を放棄して私たちが住む地上は1年の1/4冬が訪れるようになりましたとさ…。
それに、冬が終わるとくる季節春の星座でもある「乙女座」は、この物語と同様に冬の季節が終わると現れる星座なので、
春になるとペルセポネは冥界から母親と一緒に暮らすところに戻ってきているのかもしれませんね!^ ^
しかし、乙女座の左手に当たる部分がスピカという星でこの言葉が意味するのは麦の穂という意味なので農業の女神デメテルか、その娘ペルセポネとする説もあります。
以上は乙女座の神話の物語となっています
終わりに
さて、ここまで乙女座の神話を見てきました、いかがだったでしょうか?
私たちが住む地球の季節と星座、それに加えて神話が合わさってうまくできている話だと思いました。
例えば、この話でもあった通り冬が地上に来るようになったのは、デメテルがペルセポネがいない間、仕事をしないためだったり、乙女座が空に上がる春にはペルセポネが戻ってくるので冬が終わる。
春は様々な植物が生い茂る季節だったりするので、科学が発展していないその時代でも人々は何となく春はそういう季節だと思っていたのでしょう。
星座に関してもそうですが昔は娯楽が少なかったので、神話と星座を当てはめて物語を繰り広げていたのでしょうね、
では、今回の天文ダンディーは以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました~。