「はくちょう座の神話ってどんな物語なの〜」
って気になりますよね!
実は、はくちょう座の神話として有名な物語は2つあるんですよ。
1つは他の星座でもよく出てくるゼウスが関係してる話で、もう1つはアポロンの息子の話です。
アポロンの息子の話は
「ちょっと、何してんねん!」
って、印象がある話だったりするんですけどね〜。笑
というわけで今回は、はくちょう座の神話を物語形式で、読みやすく紹介していますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
はくちょう(白鳥)座の神話
はくちょう(白鳥)座の姿は、ギリシャ神話では一般的に、ゼウスが白鳥に変身した姿とされています。
それとアポロンの息子が星座になった姿とされています。
でも、「なんで神々の王とされるゼウスが動物に化けたのか?」
これについてもこのあと詳しく書いています。
では、まずはゼウスが関係している「はくちょう座の神話」の物語から見ていきましょう!
◆物語
さて、先ほどゼウスの姿と言いましたが、「おうし座・わし座」などの神話と同じく、ゼウスが惚れた人間に近づく為に姿を変えたからなんですよ。
今回、ゼウスが目をつけたのが、美人で有名だったスパルタという国の王妃レダです。
おぉ、なんと美しい女性だ。
なんとかして親しくなりたいものだ…。
ゼウスはレダに夢中になったが、いくら神とはいえ人妻でましてや王妃となると近づくのも難しかった。
(神々は信仰で不死を当てるという考え方から)
ここで考えたのが白鳥に姿を変えて、とある演技をすることでした。
アフロディーテよ。
ワシが白鳥に化けて飛んでいくから、お前は黒鷲になって追いかけてこい
ええ。それは構いませんが…。
(また、浮気か?笑)
このように女神アフロディーテにも協力させて、「ワシに追われて逃げる白鳥」という演技をすることにしたのです。
こうして、うまく逃げるフリをして、レダが居る白の窓辺まで飛び、部屋に逃げ込んだのです。彼女自身もワシから守ろうと、白鳥を庇ったと言います。
願いを遂げたゼウスは窓から飛び立ち、この時の白鳥の姿を星座とし天に上げたとされています。
しかし、まだ話は終わっていなかった…。
ゼウスがレダの元から飛び立ったあと、彼女は大きな卵を2つ産んだとい言われているんです。
- 1つ目は、カストルとポルックス
- 2つ目は、クリュタイムネストラとヘレネ
の男女双子が生まれます。
ちなみに、1つ目のカストルとポルックスが「ふたご座の神話」に出てくる双子の兄弟で、星座のモデルとなった人物です。
また、2つ目の卵の双子の姉妹は、トロイア戦争を引き起こした絶世の美女ヘレネと、その戦いの総大将の妻クリュタイムネストラだったりします。
どちらも結構有名な話に出てくるにまで成長したのですね。
さて、以上が白鳥座の神話となっていますが、実はもう1つ有名な説があるんですよ!
はくちょう座の神話その2
冒頭で少し話した通り、この話はアポロンの息子が「何してんねん!」と、やらかしてしまう話です。
こちらも有名な話なので、先ほどの話と合わせて覚えていってくださいね〜。
簡単に物語を解説すると、
「パエトンというアポロン息子は、自分が神の子供ということを周りに行っても信じてもらえませんでした。
なので、父に頼んでみんなに証明する証拠が欲しいと頼み。
アポロンに1つだけ願いを叶えることを約束させましたが、「太陽を引く馬車を乗ること」願い出てしまったのです。
アポロンしか運転できないのに、これになったパエトンは馬車を暴走させ地上を火の海にしてしまいます。
そして、ゼウスに馬車ごと落雷を通されます。
その時の落ちた川がエリダヌス川。
息子を弔う為にパエトンをはくちょう座、落ちた川をエリダヌス座として天に上げたと言います。」
と言った物語です。
以下の記事にも書いてあるのであっさりと説明しましたが、大まかな内容には違いないので!^ ^
さて、以上の2つの物語がはくちょう座の神話となっています。
おわりに
さて、今回ははくちょう座の神話を見てきましたが、いかがでしたかー?
今回もそうでしたが、動物系の星座ってギリシャ神話では、神々が変身した姿とされて居ることが多いんですよ。
- うお、みなみのうお
- やぎ、わし、はくちょう
- おうし、など…
なので、なんで変身したのか理由を知っておくとどの神話も結構面白かったりします。
まぁゼウスの場合は、下心ありきが多かったりしますけどね。笑
では、今回の天文ダンディは以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございまさだ〜。