「こうま座ってなんで顔だけなの〜?
これって神話と関係あったりする?」
など気になることがありますよね!
実は、こうま座の神話は、あまり語られることはありません。
神話が無いという説の方が多かったりしますが、一部の学者の中ではギリシャ神話に出てくる、「ある生き物がこうま座」だという説もあるんですよ。
でも、色んな人が
「この神話が、モデルに星座じゃないのか?」
という意見を出しているので、他の星座よりまとまってなかったりします。
では、今回はこうま座の神話として挙げられるいくつかの話について、簡単に紹介していきたいと思います。
こうま座の神話
この星座については、神話が伝わって無いとされています。
でも、神話学者の考えでは、ペガスス座になっているペガサスの弟ケレリスとも言われています。
また、ケレリスとは「伝令の神ヘルメスが、乗馬の天才カストル(ふたご座の1人)に与えたと馬」だと言われています。
つまり、こうま座のケレリスも「ペガスス座の神話」と一緒で、メデューサの血から生まれた兄弟だという説があるみたいですね。
他には、ローマ神話の女神ユノが、ポルックス(ふたご座のもう1人)に与えたキュラルスとも言われています。
他には、ネプチューンとミネルヴァ型から比べをした時に、ネプチューンが三叉戟で貫いた生物という説もあったりします。
小馬座が顔だけの理由として、一番それっぽい説があったので、それも紹介しておきますね。
◆こぐま座が顔だけの理由
こぐま座の顔は、「ケンタウロスのケイローンの娘ヒッペ(テアーなどとも呼ばれる)の顔」だと言う話があります。
ヒッペは、デウカリオンの孫アイオロスとの間に子供が出来てしまう。
だが、この事実を知ると父ケイローンが激怒すると思って、神に頼んでヒッペの姿をしばらく馬に変えてもらいます。
(馬に変えたのは、アルテミスやポセイドンと言われている。)
その後、仔馬が生まれました。
ヒッペは、天に挙げられて小馬座となり、子供は人間に戻されて大きく成長しましたとさ…。
もしかすると、「父親ケイローンがこないか?」顔だけ出して、見張っている姿なのかもしれませんね。
こう考えると、こうま座が顔だけの理由が何となく納得できますり
以上が小馬座の神話となっています。
まぁ、小馬座を含めるトレミーの48星座を作ったプトレマイオスが、
「何を想定してつけた星座なのか?」
「昔の人はどんな神話と繋げていたのか?」
これは、まだまだ議論が続いているみたいですね。
答えが出るかは分からないですが…。笑
おわりに
星座の神話って、いろんな国の神話と繋がってたりするので、よくわからなくなる時があるんですよね〜。
ちなみに、私たちが住んでいる日本の「日本神話は星座と関係がある神話は比較的少ない」みたいですよ。
基本的に、
「プラネタリウム・本・テレビ」でも星座の神話って、ギリシャ神話と繋げて考えることが多いので、
ギリシャ神話で覚えておけばいいのかな?と思っています。
まぁ、他に面白い話があればそちらを覚えて、誰かに話すのもいいと思いますよ〜。^ ^
では、今回の天文ダンディこれにて!
最後まで読んで頂きありがとうございました〜。^ ^