カシオペヤ座の神話は、秋の星座の中でも有名なエチオピア王家が中心の物語です。
実は、この話ってカシオペヤがキッカケで色々な事件が起こっていく神話となっているんですよ！
この記事のタイトルにもある通り、「口は災いの元」とはまさにこの物語と言えます。^ ^
さて、カシオペヤ座の神話がどんな物語なのか気になったところですよね。
今回はカシオペヤ座が出てくる神話、「エチオピア王家の物語」のストーリーを詳しく見ていきましょう！
カシオペヤ座の神話
カシオペヤ座とは、ギリシャ神話で出てくるエチオピア王国の王妃カシオペヤが星座になった姿とされています。
実は、このカシオペアが星座になった理由が、神話の物語的に怖いんですよ！
一体どんな神話があるのか？
まずは、物語の中心となる「エチオピア王家のストーリー」の内容を見ていきましょう。
◆エチオピア王家の神話
カシオペヤは、「娘の美しさをポセイドンの親族と比べても美しい」と喧嘩を売って、海の神が怒った！
そして、神の怒りにより「津波や洪水の被害に加え、化けくじらが海岸で暴れる始末」この怒りを鎮めるためには、娘のアンドロメダを生贄にしないといけない。
悩んだ末、アンドロメダを海岸の岩場に鎖でつなぎ、生贄にするが怪物くじらを英雄ペルセウスが倒してくれた。
その後は、なんやかんやで2人は結婚して、のちに星座となったとさ。
参考：アンドロメダ座の神話
簡単に説明すると上記のようなストーリーです。
つまり、「カシオペヤの自慢話のおかげで、エチオピア王国の国民や、娘のアンドロメダにまで、多大な迷惑をかけてしまう」という話。
まさに、「口は災いの元」とはこの事です。
そして、アンドロメダかペルセウスに救われて、「めでたし〜、めでたし〜」と思ったが、意外とまだ終わっていないんです。
以下の物語にカシオペヤはあまり関係ないけど、ケフェウス王がペルセウスに戦いを挑んだりしますからね〜。
それとは別に、まだこの神話には裏話があります。
それは王妃カシオペヤに対して、ポセイドンを中心とする海の神々が、まだ怒っていたんです。
そしてカシオペヤの死後、怒らせてしまった海の神々からの報復が待っていました。これが原因で、今のカシオペヤ座の姿や特徴になっているとされています。
それは、
- 椅子に縛り付けた姿で、天に上げられて星座にされてしまったり
- 24時間休むことが無い(海に沈むことがなく、ずっと空にある)
- 1日に一回は、上下反転されたり
などがある。
カシオペヤの星座は、鎖で繋がれた女性の姿で描かれるし、星座は秋の空から降りることがないですからね。
ようやく、カシオペヤの神話は幕を閉じましたとさ…。
以上がカシオペヤ座が関係している神話となっています。
このように、カシオペヤ座の性質を神話と上手く当てはめて、考えると夜空の物語が面白くなります。
さて、カシオペヤ座の神話を見てきましたが、どうでしたかー？
神様達はカシオペヤにだけはまだ怒っていて、結構な報復があったんですね〜。
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おわりに
星座の神話を見ているだけで、色々学べることがあるのでそういった面でも面白いですよね。
今回のカシオペヤ座の場合は、「余計なことは言わない事、他者と比べて見下さない」などの教訓となる神話としても見らことができます。
昔からある神話って、「人生の色々な教訓として伝えられている」って言う人がいるくらいですからね〜。
まぁ、現実はカシオペヤみたいな発言をすると、周りからサーッと人が居なくなるだけです。
では、今日の天文ダンディは終わり！
最後まで読んで頂きありがとうございました〜。^ ^
