「さそり座の神話ってオリオン座を刺すやつでしょ?」
「でも、そもそもなんで刺されたんだろう?」
さそり座の物語といえば、冬の代表的な星座オリオンを倒すことで有名な神話ですよね。
でも、なんでサソリに刺されちゃったのか?など、話の細かいところは意外と知らないんじゃないでしょうか?
偶然じゃなくてちゃんと理由はありますよ!笑
なので今回の記事では、さそり座の神話を物語形式で、読みやすくまとめているので、ぜひ最後まで読んで頂ければと思います!
さそり座の神話
さそり座の神話で、一番有名な物語はオリオン座となった狩人オリオンを毒針で倒した話ですよね。
なぜ、サソリがオリオンを刺したのか?
については、この後の物語で詳しく書いているので見ていって下さいね〜。
また、さそり座の神話としてはもう1つあって、「エリダヌス座の神話」に出て来る太陽を引く馬車の馬を針で刺したサソリがさそり座になったという説です。
まぁ、プラネタリウムでも書籍などもさそり座の神話として、説明されているのはオリオンを毒針で刺す話。
なので、こちらの物語を知ってら人の方が多いしし、星座のストーリーとしては面白いと思いますよ〜。
では、さっそくさそり座の神話を見ていきましょう!
◆物語
さそり座の神話は、メインとなるのはオリオンとなります。
オリオンは、海の神ポセイドンとアマゾン国の王女との間に生まれた息子。(巨人なのに珍しくイケメンだったとも言われている。)
そして神の息子だけあって、力が強く狩もめちゃくちゃ上手で有名でした。
それに加えて、めちゃくちゃ乱暴で力任さになんでも従わせようとする性格だったので、神々からも嫌われていました。
ある日、オリオンが自分を過信しすぎてとある発言をしたことで、神の怒りを買ってしまいます。
この地上で、俺以上に強い動物などいないな!
ハッハッハッー!!
と高らかに宣言してしまったのです。
これに怒ったのがゼウスの妻ヘラでした。(大地の神ガイアとする説もあります。)
オリオンめ!つけあがりよって💢
こうして怒ったヘラによって、巨大なサソリがオリオンの歩く道に前もって待ち伏せさせていたのです。
しかし、オリオンはこれに気づかないでのんびり歩いて、どんどんサソリのもとへ歩いてきます。
そして、サソリが隠れていた草むらの前を通った瞬間、オリオンは毒針に刺されて猛毒だったためにあえなく息絶えた…。
このオリオンを倒した功績を神々(オリオンが嫌いだった)讃えられて、サソリは星座になったといいます。
この時サソリに刺されたことで、大のサソリ嫌いになったので星座になった今もオリオンはサソリから逃げている。
だから、同じ季節にさそり座とオリオン座は、同じ空に上がらないという話は有名ですよね。
それに
- 夏はサソリ
- 冬はオリオン
というのは、沢山の人が持っているイメージですからね。
ちなみに、オリオン座の命を落とす理由は他の説もあって、「オリオン座の神話」で詳しく書いていますが、
- 様々な理由でアルテミスに矢で射抜かれる
といった最後を迎えています。
結構災難な人生だたりするけど、それだけオリオンが日々色んな所で嫌われていたんだなという話が多いです。
以上が有名なギリシャ神話でのさそり座でしたが、違う地域の伝説では、サソリではなくて釣り針としての伝説があるんですよ。
◆釣り針が星になった話
マオリ族のマオイという少年は、兄たちが釣りに行くときに「マオイは釣れないから」と言われなかなか連れて行ってもらえませんでした。
そこで、見返したいと思っていた時お世話していたおばあさんから釣り針を思うことが出来たので、やっと兄たちと釣りに行くことが出来ましたが、そこでは「魚ではなく島を釣り上げてしまった」のです。
島が暴れたので、糸が切れて大切な釣り針は天に飛んでいって星になりましたとさ…。
といった話があるみたいです。
以上がさそり座の神話となっています。
おわりに
さて、さそり座の神話を見てきましたが、いかがでしたかー?
オリオンを毒針で刺すとうことは有名ですが、なぜ刺されることになったのか?は意外と知りませんでしたよね!
まあ、オリオンが出てくる話って誰かに嫌われてるから、色々やられてしまうみたいですけど…。
では、今回の天文ダンディは以上で!
最後まで読んで頂きありがとうございました〜。^ ^