「みなみのうお座って、うお座とは違うの?
神話的につながったある星座だったりするの!?」

など気になることがありますよね!

 

みなみのうお座といえば、みずがめ座の水瓶から垂れてる水を飲んでいるように見える星座です。

といっても、みずがめ座の神話とは全く関係なかったりするんですけどね〜。笑

また、神話的にみなみのうお座って、2人の女神どちらかの姿として語られることが多いです。(詳しくはこの後!)

 

というわけで今回は、みなみのうお座の神話について簡単にお伝えしていきたいと思います。

みなみのうお座の神話

みなみのうお座の図形

みなみのうお座は、基本的に神話がないと言われていますが、一説では「山羊座やうお座と同じ神話」が関係しています。

その神話というのは、

ナイル川の川沿いで、神々が宴会をして楽しんでいると巨大な怪物テュポンが乱入して、みんな大慌てで逃げるという話。

参考:うお座の神話やぎ座の神話

 

簡単に言えば、上述の神話がみなみうお座の神話です。

この時に、テュポンから逃げるために神々は色々な動物に変身して、その場から逃げたとされています。

その時、アフロディーテ変身したのが魚で、それがみなみのうお座になったと言うのが、ギリシャ神話上でのみなみのうお座。

また、うお座の二匹の魚の親魚ともいわれています。

 

ちなみに、うお座の二匹の魚はアフロディーテと息子のエロスの姿とされているので、少しややこしいですね。

まぁ、「うお座がアフロディーテとエロス」という説の方が、よく語られる説だったりします。^ ^

 

さて、先ほどのアフロディーテと違う話も、みなみうお座の物語として存在します。

◆もうひとつの神話

もう一つ伝わっている神話では、みなみのうお座は「女神デルセト」の姿という説です。

この話は、女神デルセトが「愛と美の女神アフロディーテ」に魔法をかけられたことから始まります。デルセトがかけられた魔法は『人を愛する魔法』でした。

 

この魔法の影響で、人間の男性との間に一人の子供が生まれて、幸せに過ごすかに見えた一家でした。

しかし、ここでアフロディーテにかけられた魔法が解けてしまします。

すると、神なのに人間と結婚したことを恥ずかしく思い、夫を殺し子供も捨てたあと魚の姿に変身して湖に飛び込んだとされています。


 

以上がみなみのうお座の神話となっています。

秋の星座の神話

 

おわりに

さて、みなみのうお座の2つの女神の神話を見て来ましたが、いかがでしたかー?

 

どちらの神話でもアフロディーテが登場しましたが、後半の物語は最後がちょっと怖かったですよね。

なので、前半のアフロディーテの姿という説の方が、個人的に好感が持てます。

まぁ、うお座もアフロディーテだったりするので、女神デルセトの話の方が有力なのかもしれませんね!

 

もし、みなみのうお座を見る機会があれば、どちらが好きな方の神話を思い出しながら、星座を見てください!

 

では、今回の天文ダンディは終わり!

最後まで読んで頂きありがとうございました〜。^ ^