「春の星座って神話があるの?」
と思われるかもしれませんね。^ ^
でも、春の夜空に浮かぶ星座の神話は、面白い物語が多いんですよ〜。
夏の星座にあるヘルクレス座と関係が深い星座が4つもあり、特にかに座がちょっと可哀想だったりします。笑
というわけで今回は、春の星座の神話について星座ごとに簡単に紹介していきたいと思います!
秋の星座の神話一覧!
しし座(獅子座)の神話
しし座の神話は、巨大な人食い獅子がモデルの星座なんですよ。
でも、
「なんでこの危険な獅子が星座になったの?」
って思いますよね!
これには理由があって、英雄ヘラクレスの12の難行の中で戦ったことが、原因で天に上げられて星座になったとされています。
実は、春の星座ってヘラクレスの12の難行に関わっているものが多いんですよ。
このあと紹介するかに座とか、結構かわいそうだけど関わっていたりしますからね。笑
蟹座(かに座)の神話
さて、かに座のモデルとなっているのは、先ほどお伝えした通り12の難行のついでに、ヘラクレスに倒された化けカニなんですよ。
つまり、かに座は12の難行には含まれてません。笑
ヘラクレスのことが嫌いな女神ヘラが、邪魔をするために送り込んだんですが、ヒュドラとの戦いに集中していたヘラクレスに、気づかれず踏み潰されてしまうんですよ。
どうです?
なんか、可哀想なポジションの星座でしょ?笑
乙女座(おとめ座)の神話
乙女座の乙女が誰なのか?と言う説は、色々ありますが有名なのが
- 豊穣の女神デメテルorその娘ペルセポネ
- 正義の女神
の2つです。
当サイトでは、乙女座の神話として紹介しているのは、デメテルとペルセポネの物語としています。
この物語では、「(神話目線で)なぜ地球に冬ができたのか」という話にも関わっているので、なるほど面白い考えだな!となると思いますよ〜。
また、冥界の王ハデスなど、聞いたことがある神様も登場しているので、是非チェックしてください!
ちなみに、正義の女神に関してはてんびん座の天秤のや持ち主なので、てんびん座の神話として紹介しています。
かんむり座の神話
かんむり座の神話の物語では、旅の途中で出会った二人の男女の恋模様が描かれている話です。
簡単に言えば「男が最低で、その恋人の女性は裏切られたけど幸せになる」という物語なんですよ!
もう一度言いたいのが、この男最低です!笑
この冠の正体も結構いい話だったりするので、ぜひご覧ください!
かみのけ座の神話
髪の毛の星座ってなんだよ?
と思われるかもしれませんが、このかみのけ座の神話って歴史上に実在した人物が登場する物語なんですよ。
この物語を簡単に説明すると、
「王と王妃の怒りを鎮めるために、天文学者が話した説明によって、かみのけ座と呼ばれるようになった」
という物語です。
ちょっと、一休さんのとんちのように切り抜けた、イメージをしていたいだければ!笑
うしかい座の神話
うしかい座の神話って、あまり定義されていないことが多いんですよ。
なので、書籍などでも紹介されるうしかい座のモデルとされているのが、「巨人アトラス」という人物。
彼は、ゼウス達(オリュンポス神族)と戦ったティターン神族の一員。
また、この戦いに負けてしまったので、アトラスだけ見せしめとして一人で一生天を支えるこことなったんです。
最後は、とある英雄に頼んで自分の体を石にに変えてもらう事となった。
ケンタウルス座の神話
この神話にも、夏の星座になったヘラクレスが重要な役で登場します。
このケンタウロス座にのモデルとなったのは、ケンタウロス族のポロスという人物。
彼は、凶暴なケンタウロスの中でも温厚な男だったので、近くを旅をしていたヘラクレスと仲良くなり自分が住む家に招きます。
しかし、これが事件のきっかけになります。
二人は、とある酒を飲むことになったが、匂いにつられた他のケンタウロス達が襲ってきます。
でも、英雄のヘラクレスによって追い払われることになった。
ケンタウロスを追い払ったヘラクレスは、ポロスの元に戻ると争いに巻き込まれて死んでしまっていた…。
からす座の神話
からす座の神話の物語は、このカラスが嫌いになること間違いなしです!笑
この神話に登場するカラスは、とある恋仲の二人の言葉を伝える役割だったが、勘違いによって恋人の女性が死んでしまうんですよ。
その責任で白い花が黒くなって、罰として醜い姿で星座にされたという物語。
こぐま座(小熊座)の神話
こぐま座の神話は、同じ春の星座のおおぐま座と親子関係で、紹介されることが多いんですよ。
物語も二人がクマの姿に変えられてしまうという話。
ちなみに、こぐまに変えられた理由が
「おおぐまを狩ろうとして、それを神が止めるために姿を変えた」
となっています。
おおぐま座の神話
さて、先ほどのこぐま座の親の星座。
このおおぐま座の神話はこぐま座の物語のエピソードゼロ的なものです。
また、おおぐまに変えられた理由は、
「勝手に子供を妊娠したから、女神に醜い大熊に変えられた妖精」
の物語です。
うみへび座の神話
実は、このうみへび座の神話って、はじめの方で紹介したしし座とかに座と同じで、ヘラクレスの12の難行と関係しているんですよ。
このウミヘビって、本当の正体は「ヒュドラ」という怪物なんですよ。
そのヒュドラって、9つ首の蛇の怪物でヘラクレスに八本の首を切られて、残り一本の姿がうみへび座なんですよ。
コップ座の神話
このコップ座の神話って、紹介されてる物語はあまりコップが出てきません。
書籍などで、コップ座の神話は語られることがありませんからね。
なので、モデルとされる酒の神様の話となってしまいましたが、この登場人物が他の星座の神話と関係していたりするのが面白いんですよ。
最後に
さて、今回は春の星座の神話を見てきましたが、いかがでしたか〜?
春の星座の神話でしたが、夏の星座であるヘルクレス座に関係する物語が多かったですよね!
あと、恋愛に関することが多い気がします。
やっぱり、春は出会いの季節なのでまた恋の話が多いのかもしれませんね!笑
では、今回の天文ダンディはここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございました〜。^ ^